国民年金保険料の納付方法

4月になると日本年金機構から『国民年金保険料納付書 在中』と印刷された封筒が届きます。

中には納付書(1年・上期・下期・1ヶ月ごと)と『国民年金保険料口座振替納付申出書』が入っています。

この納付書に印刷されている使用期限までに保険料を納付しなければなりませんが、その納付には複数の方法が用意されているので、自分が納めやすい方法をお選びください。

なお、国民年金保険料は前納したり口座振替を利用すると割り引きされます。

納付義務者としては保険料の納付し忘れを防ぎ、納付しに行く手間も省け、保険料も若干安くなるメリットがあり、政府としてもより確実に国民年金保険料を確保するメリットがあります。

ウインウインの制度なので、金銭的に余裕のある方は是非ご利用ください。

まとめて国民年金保険料を納付できる

国民年金保険料の納付は1ヶ月単位が原則ですが、「上期・下期の前納」、「1年分の前納」、「2年分の前納」も用意されています。

前納することにより、保険料が割り引かれます。平成29年度分の保険料ですと、以下のとおりです。

「上期・下期の前納」 800円
「1年分の前納」 3,510円
「2年分の前納」 14,400円(口座振替割引を含める)

口座振替で国民年金保険料を納付

国民年金保険料を口座から自動で引き落とします。

封筒に同封されている『国民年金保険料口座振替納付申出書』を金融機関か年金事務所に提出してください。記入方法については裏面に説明されています。

口座振替の場合、月50円割引きされます。

口座振替で前納すると、両方の割り引きの適用を受けます。

クレジットカードで国民年金保険料を納付

『国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書』に記入して年金事務所に提出すると、それ以降、クレジットカードカード会社が立替納付します。

納付単位は、「1ヶ月」、「上期・下期の前納」、「1年分の前納」で、前納した場合の割引額と同じです。

Pay-easyで国民年金保険料を納付

ペイジーとは、税金や水道・電気料金などを金融機関のATMやネットバンキングから納付する方法です。

ほとんどの金融機関が対応しており、特に手続きは必要ありません。

国民年金保険料をページで納付する場合は、納付書にPay-easyマークの横に数字が印刷されているので、それを利用して納付してください。

国民年金保険料を納付できる金融機関等

取扱金融機関
銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合、漁業協同組合

コンビニ
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ニューヤマザキデイリーストア、ヤマザキスペシャルパートナーショップ、セイコーマート、スリーエフ、ポプラ、くらしハウス、生活彩家、スリーエイト、ココストア、セーブオン、コミュニティ・ストア、MMK設置店

国民年金保険料・免除制度

※法改正により、執筆当時と閲覧時で差異が生じる可能性があるので注意してください。
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